水戸の外壁塗装業者コラム

外壁の塗装で失敗したくない!外壁の塗装の注意点

外壁塗装の方法はさまざまですが、主な方法は自分で行うか、業者に依頼するかの2つです。しかし外壁の塗装は、事前の知識がないと失敗したり、必要以上に高額な料金を支払うことになってしまったりする可能性もあります。

そこで今回は、外壁の塗装を行う際の注意点をご紹介します。

1.外壁を塗装する塗料の種類

まずは、塗料の種類を把握しておきましょう。一般的に外壁の塗料に使うものには樹脂が主成分となっているものが多いです。

種類は大きく分けて6種類あり、相場や耐久年数もこの樹脂によって異なります。

1-1.外壁の塗料①アクリル

アクリル塗料とは主成分が「アクリル系の合成樹脂」である塗料のことを指します。プラスチックのボールペンやコップなどにも使われており、安価です。耐久年数が3~5年程度で透湿性があるため、換気性に富み、経年による変色が起きにくい特徴を有しています。

現在は他の塗料より耐久年数が短いこともあり、使用頻度は下がりましたが内装の塗装として使用されています。

1-2.外壁の塗料②シリコン

シリコン塗料は外壁塗装でよく使用されている塗料です。価格も安価で、耐久年数もアクリル塗料と比べて長く7~10年程度もあり、現在最も選ばれている塗料です。

耐汚染性や耐候性にも優れているため、車の排気ガスによる黒ずみや、太陽による劣化が遅くなります。そのため、10年経っても初期の光沢を維持しているため、景観を損ねることはありません。

1-3.外壁の塗料③フッ素

他の塗料と比較して高い耐久性と耐用年数が特徴です。一般的に使用されているシリコン塗料と比較して15~20年もの耐用年数となっています。しかし、他の塗料と比べて固いという特徴があるため、壁面にヒビが入るなどすると塗料も同様にヒビがはいります。また、シリコン塗料と比較して2.5~3倍もの価格設定です。

そのため、外壁の中でも壁面ではなく最も劣化しやすい屋根に使用することがよいでしょう。屋根は紫外線や雨水をもっとも受ける場所であるためです。また、屋根の付帯部も劣化しやすい場所でもあるため、付帯部も塗るべき場所となります。

1-4.外壁の塗料④無機

無機塗料はセラミックやケイ素などの無機物を主成分とした塗料です。他の塗料と比べて最も耐用年数が15年と長く、高い耐汚染性、耐候性を有しています。無機成分が主成分であるため、養分とするカビや苔が発生しません。火事が起きても無機質であるため、火が燃え広がることはありません。

しかし施行代が高くなりやすく、有機塗料と比較して固い傾向があります。外壁にひびが入った時には一緒に塗料にもヒビが発生するため、先に紹介したフッ素と同じような使い方をすることが重要です。

2.業者に依頼する時の注意点

自分ではなかなか行いにくいため、施行を業者に依頼する方も多いでしょう。しかし、数ある塗装業者もしっかり選ばないと相場以上の金額を要求される可能性があります。では、一体どんな所に注目すればよいか、紹介していきます。

2-1.業者の選び方①報告・診断をしっかりしているか?

業者を選ぶ際、予算を決めて予算内になるように契約をするケースが多いでしょう。しかし、予算内だけで判断した場合、契約内容の確認を怠ると塗料が長持ちしないなどのトラブルが起こります。そのため、予算内というだけでは危険です。しっかり診断と報告する業者を選択しましょう。

診断をしっかりする業者は資格をもったプロがいることの証拠でもあります。逆に診断をしても結果を報告しない業者は、営業マンでしかない可能性が高いのです。そのため、診断時に写真やビデオ、診断報告書を元にしっかり状況を説明してくれる業者が好ましいでしょう。このようなプロの方に依頼するようにしましょう。

2-2.業者の選び方②見積もりの詳細

見積もりをとってから塗装の依頼をする方が大半でしょう。しかし、外壁塗装の見積もりはみてもわからない所が多々あるでしょう。そこで見積もりを見る時に必ず注意しないといけない点が4つあります。

  1. 塗料メーカー・商品名の記載がある
  2. 塗料面積の表示がm2となっている
  3. 使用する塗料の個数が明記されている
  4. 外壁塗装一式という表示になっていない

これらが表示されていない、とくに「外壁塗装一式」と表記されていたら要注意です。工事になってから後に追加の工事や請求が発生してトラブルになる可能性が高いからです。そのため、上記で紹介しました項目と詳細な内訳が書かれた見積もりを出す業者がよいでしょう。

2-3.業者の選び方③保証期間の確認

外壁の塗装工事が完了しても終わりではありません。塗料の剥がれやサビが出てくるなどのトラブルが発生する可能性もあります。そのような時に保証があれば、業者に対応を依頼できます。しかし、工事後に塗装業者が閉業してしまう、施行不良箇所を保証対象外と言い張るなどのトラブルが起こる可能性もあるでしょう。

そのような時のために、保証は必ず書面で受け取りましょう。また保証書に書かれている保証対象もしっかり確認しておきます。こういった保証をしっかり出る業者なら問題になる可能性が少なくなります。

3.まとめ

さまざまなトラブルが起きやすい工事は数多くありますが、外壁の塗装も非常にトラブルが起きやすいです。隣人との問題になる事もあれば、業者とのトラブルが起こることもあるかもしれません。

しかし、使用する塗料の選択や業者の選び方を失敗しなければトラブルからも余計な出費も回避できます。今回ご紹介した内容を意識して外壁塗装を行いましょう。

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